
第3回 〜ご存知でしたか? 熱燗の種類〜
今年は例年になく暖かい冬だそうですが、ほとんど外でしかも冷たい水を使って仕事をしていると、やっぱり寒いですね。そんな時は、熱燗を飲んで温まりましょう。
燗酒は、胃腸にやさしく、ゆとりと安らぎを感じさせてくれます。わたしは燗酒を飲むとなぜかほっとするのです。
日本酒は、いろんな温度で楽しめるお酒です。燗酒の温度によって言い方があるのをご存知でしたか?
- 日向燗(ひなたかん)…30℃くらい
- 人肌燗(ひとはだかん)…35℃くらい
- ぬる燗(ぬるかん)…40℃くらい
- 上燗(じょうかん)…45℃くらい
- あつ燗(あつかん)…50℃くらい
- 飛びきり燗(とびきりかん)…55℃以上
お酒の種類は、普通酒、本醸造、純米酒がおすすめです。
お燗のやり方は、湯煎が、いちばんおいしいのです。
鍋にお湯を静かに沸かしておき、とっくりをお湯につけます。とっくりの液面が盛り上がってきたら飲み頃です。
実際はこんなの面倒くさい!レンジでチン!になりますよね。
でも、早めに上げないと、飛びきり燗になってしまい、旨みのバランスが崩れ、アルコールが舌をさすようで味が分からなくなってしまいます。
おいしい温度を自分で見つけてみましょう。
今、酒造りの作業は、大吟醸の麹造りをしています。
一番大切な作業で、夜も2時間おきに温度を操作するのです。こんなときは、生まれたての赤ちゃんの夜鳴きを思い出します。
本当に2時間おきだったので、似ているなと思いました。
赤ちゃんは泣くけど、お酒は泣かないので、何をしてほしいのか看ててあげないとだめなのです。
子育てと似ているようでちょっと違うかな。
2007.2
